再生医療はどんな人におすすめ?

皆さん、こんにちは。 今回は当院で行っております、PRP療法はどんな人に適応か、どんな人にお勧めしたいかについて説明したいと思います。   ①入院や人工関節手術を避けたい人 家庭の事情などで入院ができない。まだ現役で仕事をこなしており、まとまった時間が取れない、膝に衝撃のかかるスポーツ活動や大好きな趣味を継続したい、まだまだ自分の膝で生活したい。そんな方に最適な治療です。   …続きを読む

小児低身長 実例3

【小児低身長治療】11歳モニター女の子 みなさん、こんにちは。今回も治療例を紹介したいと思います。 この子は初潮が平均年齢よりも早く来てしまい、骨の成熟が進んでしまいました。 実年齢は11歳の後半ですが、骨の年齢は13歳。 女性ホルモンの作用で急激に骨の成熟が進み、身体が大人になりつつある状態です。   ここ1年では身長の伸びが横ばい 少しでも何とか伸ばしてあげたいとのことで治療を決断さ…続きを読む

サプリメントで背は本当に伸びるのか?

ネット社会、情報に溢れた現代。 「背を伸ばすサプリメント」 お子さんの身長でお悩みなら一度は目にしたことがあると思います。   ですがこのサプリメントたち、 医学的に身長を伸ばすという根拠はどこにもありません   大きく分けて2つのサプリメントが目立ちますね。 ①カルシウムや鉄分・ビタミンを含んだサプリメント ②成長ホルモンの分泌を促すサプリメント この二つについてお話します。…続きを読む

初潮がきたらもう身長は伸びないの?【女の子】

外来診療においてよく聞かれます。 「初潮がきたらもう身長は伸びないの?」 結果から言うと、そんなことはありません。 もちろん個人差はありますが、 初潮を迎えてから成人身長までに平均で4-5cm伸びます。 とはいえ初潮を迎える前の時期は思春期で、ぐんぐん背が伸びる時期。 女の子も年間7cmを超えて伸びます。 ですが初潮をきっかけにこの急激な伸びが緩やかになり、伸びなくなったように感じるようです。 年…続きを読む

当院へ来院される理由

皆さん、こんにちは。 小児低身長について来院されるお子さん・親御さんの中で、小児低身長の相談に来られる悩みや理由・背景には色々なものが挙げられます。 低身長のことで周囲にからかわれて本人が悩んでいる、親御さんが低身長のためお子様に遺伝しないか心配、スポーツや趣味を行う上で有利、更には職業的に身長制限がありその夢を叶えるために身長が必要など多種多様です。話をお聞きして初めて知ったことは、バレエや劇団…続きを読む

小児低身長 実例2

【小児低身長治療】10歳男の子 10歳の男の子。 治療を開始したのは約2年前の8歳の時です。 身長は118.7cm(-1.5SD) 低身長である-2SD程ではありませんが、-1.5SDと小柄。 「大きくなりたいから注射がんばる!」 そう言ってくれて1年9ヶ月。 118.7cm → 131.0cm -1.5SD  → -0.9SD 平均身長にはまだ届きませんが、ぐんぐん伸びて 「目立つような小ささで…続きを読む

小児低身長 説明会

今月11月26日に小児低身長の説明会を当院外来にて開催致します。 低身長の定義に始まり 外来でどんな検査をするのかなどの治療の流れ 成長ホルモンの実際の治療方法までを わかりやすくお話させて頂きます 説明会のあとは、個別相談でお時間とっております。 身長を伸ばしたいお子さんやご両親のお力になれるよう、当クリニックが精一杯サポートさせて頂きます。 また毎月定期的に開催しておりますので、今月ご都合つか…続きを読む

小児低身長 実例1

【小児低身長治療】11歳女の子 治療を開始した10歳の頃は 125.6cmと平均を大きく下回る-1.7SDでした 1年間治療を続け、現在は 135.0cm +9.4cm 10歳から11歳までの1年間で女の子は7.4cm伸びれば平均とされています。 今までは平均の伸びに届いていませんでしたので注射を頑張った成果がしっかり出ていますね! 自分で注射をして、自分で背を伸ばしている。 この事実をご本人が実…続きを読む

牛乳と身長の関係~part 2~

皆さん、こんにちは。 2022/8/15にお伝えした牛乳と身長の関係の続きについてお話したいと思います。 牛乳摂取が学童の体格に与える影響を調べた文献によると、牛乳摂取の期間:小学4年生から中学1年生の3年間で、1日当たりの牛乳摂取量500ml未満がA群、500ml以上がB群とすると、牛乳摂取量が多いB群で少ないA群に比べて有意に3年間の身長の伸びが大きかったという結果になりました。 ただし、この…続きを読む

四十肩、五十肩とは?

こんにちは。 今日は当院で来院数の多い疾患の一つ、四十肩・五十肩について説明したいと思います。 四十肩は40~50歳代を中心に、多発する肩関節の痛みと腕が上がらない、手が後ろに回せない等の運動制限を主な症状とします。四十肩・五十肩は加齢によるものが多く、特徴として肩をあげたり水平に保つのが難しくなります。そのため、洗濯物が干しづらくなった、肩よりも上のものが取りづらくなった、背中のファスナーがあげ…続きを読む