骨端線がいつ閉じるのかは個人差がありますが、10代後半なのが一般的です


骨端線が閉じる時期は個人差があるので一概には言えませんが、成長期が過ぎると骨が成熟して、自然と閉鎖し骨の成長がストップします。

大体男性では17歳前後、女性だと15歳前後であるのが一般的ですが、中には20歳を超えても開いている方もいます。

骨端線が開く時期は限りがあるので、その間に骨の成長を促す、十分な睡眠や程よい運動、栄養バランスの良い食事といった生活スタイルを身に着けさせることが大事です。

骨端線に閉じる時期は、男女によって異なります

骨端線は、2つの骨のつなぎ目にあたる部分のことです。
レントゲンで骨は白く、骨端線は黒い帯、線上に写るので確認できます。

骨端線の両端には軟骨細胞が存在し、日々増殖を繰り返し骨化して骨が徐々に伸びていくというメカニズムになっています。

骨端線は実はずっと存在しているというわけではなく、年齢を重ね成長とともに徐々に幅が狭まり、やがては消失するのです。
骨端線が存在するのを開くと、消失することを閉じると呼びます。

そうなると、親御さんはお子さんの骨端線がいつ閉じるのかとても気になるでしょう。
骨端線が閉じる時期については、体格や成長の程度などによって個人差が生じます。

しかし、大体の時期というのは決まっていて、男性で17、8歳前後、女性では少し早く15、6歳前後だと言われているのです。
新しい軟骨が作られて、硬くなりどんどん骨化している成長期は急速に骨が伸びます。

一方で成長期を過ぎると、骨が今度は成熟して大人の骨へと変化するので徐々に骨端線が閉じて、骨の成長が止まるのです。

骨端線が閉じてしまうと、骨の成長はほぼ見込めないとされています


骨端線がいつ閉じるかは、ほぼ決まっています。
そのため、閉じるまでにいかに骨を伸ばすかが重要になってくるのです。

骨の元となる骨芽細胞は、脳の下垂体から分泌されている成長ホルモンの作用を受け、増殖が進んでいきます。

そのため、成長ホルモンの分泌量が増えるような生活を送ることが骨成長のポイントとなります。
成長ホルモンは睡眠中に多く分泌されますが、とくに寝付いてから3時間位までの間の深い眠りの最中にもっとも分泌量が増えるのです。
深く眠るには脳や体、心を休ませるために寝る前にスマホやテレビをやめる、部屋を薄暗くして体に合った寝具、パジャマを身に着けることなどが大事です。

また、程よい運動は骨に刺激を与えたり、血流を促したりして骨芽細胞に十分な栄養と成長ホルモンを行き渡らせるといったメリットがあります。

さらに疲労により、寝つきが良くなるため質の良い睡眠を得るのにも効果的です。

中でも縦方向への動きが多い、水泳やバスケットボール、バレーボールなどは、背骨や大腿骨など身長の伸びと関係する骨を伸ばすのによいとされています。

そして、栄養バランスのとれた食事を3食しっかり摂ることも大切です。
骨や筋肉の元となるタンパク質を始め、成長ホルモンの分泌を促すビタミンやミネラルなども大事な栄養素となります。

骨端線の開閉が心配なら、一度専門クリニックで検査してもらいましょう

お子さんの身長が同年齢の子と比べると低い、そもそも骨端線が開いているのか心配という親御さんもいるでしょう。
詳しく知るためには、専門のクリニックで検査してもらうことがおすすめです。

骨端線の開閉は、レントゲンを撮って骨を見るとわかります。
中でも手の骨は骨の数も多く、規則的に伸びていくので骨の成長を見るのによく用いられます。
手の骨のレントゲンを撮り、お子さんと同年齢の標準的な骨の成長画像と比べて、骨の成長度合い、骨年齢を調べることができるのです。

その際に、骨端線の開閉や幅なども調べ、骨端線が開いていれば、骨自体の成長の可能性は残されています。

さらに、成長ホルモンの分泌に異常がないかということで、採血を行い血液中に成長ホルモン濃度なども測定していきます。
ほかにも必要があれば、成長ホルモンの分泌を司る脳の下垂体に異常がないかCTをとって調べることもあるのです。

検査の結果を受けて、専門医が成長ホルモンを注射により注入するホルモン療法が必要であると判断される場合もあります。

(まとめ)骨端線はいつ閉じるものなの?

1.骨端線がいつ閉じるのかは個人差がありますが、10代後半なのが一般的です

骨端線はいつまでも開いているわけではなく、閉じる時期も10代後半と大体決まっています。
骨端線が閉じるまでに、できる限り骨を成長させるためにお子さんの睡眠時間や質、運動量や食事内容などを見直し、改善する必要があります。

2.骨端線に閉じる時期は、男女によって異なります

骨端線は骨のつなぎ目に存在する、軟骨組織体のことです。
子供の頃のみ開いており、成長期が過ぎると自然と閉鎖して消滅してしまいます。

閉じる時期は男女でもやや差がありますが、おおむね10代後半までで閉鎖します。

3.骨端線が閉じてしまうと、骨の成長はほぼ見込めないとされています

骨端線が開いている間に、骨の成長を促す成長ホルモンの分泌量を増やす生活をお子さんに送らせるように工夫してみましょう。

ぐっすり眠れる質の良い睡眠や骨の刺激を与える適度な運動、タンパ質やビタミン、ミネラルを含む食事などがポイントとなります。

4.骨端線の開閉が心配なら、一度専門クリニックで検査してもらいましょう

骨端線が閉じてしまっていないか気になる場合は、専門のクリニックで検査してもらうとよくわかります。

骨端線がレントゲンで黒く写るので一目瞭然であり、もし成長ホルモンの分泌に異常があればホルモン療法を始めることも可能だからです。

監修医情報

西新宿整形外科クリニック院長
齋藤まい医師
さいとう まい/Mai Saito

 

経歴
2006 年 関西医科大学 医学部医学科 卒業
療法人藤井会 石切生喜総合病院 臨床研修医
2008 年 大阪市立総合医療センター 整形外科勤務
2010 年 医療法人浩仁会 南堺病院  整形外科
2011 年 医療法人宝持会 池田病院  整形外科
2016 年 西新宿整形外科

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運営クリニック 西新宿整形外科クリニック
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院長 齋藤まい医師