子どもの身長を伸ばすには炭水化物は適度に取り、たんぱく質を積極的に取らせることです


炭水化物は子どもの身長を伸ばすために必要な栄養素の一つですが、適度に取って他の栄養素をバランス良くとることがおすすめです。
特に身長を伸ばすには子どもの骨が伸びる部分の軟骨細胞を増やすことが必要で、その元になるたんぱく質を積極的に取りましょう。

もし食事内容の改善をしても身長があまり伸びなければ、整形外科で相談する方法もあります。

身長を伸ばすためには十分なたんぱく質が欠かせません

炭水化物とは、糖質と食物繊維を合わせて言うものですが、糖質は体を動かすエネルギー源となる栄養素です。
脳の働きは血液中の糖を使うので、不足しないように取ることが必要なのですが、取りすぎると余った分は脂肪になって体に蓄積されてしまいます。

取りすぎの状態が続くと肥満の原因になる可能性があり、そうなると運動しづらくなる、思春期の到来が早くなるなど、子どもの身長の伸びに影響が出る恐れもあるのです。
子どもの身長を伸ばすことを考える時に積極的に取りたい栄養素はたんぱく質でしょう。
なぜならば、骨を伸ばす部分である骨端線は軟骨細胞でできているためです。

軟骨細胞の元になる成分はたんぱく質なので、十分な量を継続して取ることで軟骨細胞の増加を促しやすくし、骨を伸ばしやすくします。
そして骨を丈夫で硬くするにはカルシウムも欠かせないため、十分取るようにしましょう。

しかし子どもの身長を伸ばすためにはこれだけの栄養素では偏ってしまうため、脂質やビタミン・ミネラルなどあらゆる栄養素をバランスよく取ることがおすすめです。

運動量に合わせて炭水化物を摂取しエネルギーを確保しましょう


炭水化物の取りすぎは子どもの体に悪影響を及ぼす可能性がありますが、だからといって不足しても身長の伸びに影響してしまいます。
身長を伸ばすには全身運動による体への刺激が必要なので、運動を十分に行えるよう炭水化物でエネルギーを効率よく補給しておきましょう。

もしエネルギーが不足すると疲れやすくなるなどの症状が見られ、運動がしにくくなるなど体調に変化が見られることもあるのです。
確かに炭水化物でエネルギーを補給しなくてもたんぱく質や脂肪が代わりにエネルギーとなる働きはありますが、効率よくエネルギーを補給するにはやはり炭水化物が適しています。

そのため習い事や部活、外遊びが多いなど運動量の多い子どもは、おやつにおにぎりやバナナなどを用意してあげてエネルギーの補給がしやすい状態にすることがおすすめです。
しかし運動量が少なければ炭水化物は必要ないというわけではなく、脳など体内のあらゆる働きにとってエネルギーは欠かせないため、適度な量の炭水化物が毎日の食事で取れるよう配慮してあげましょう。

食事内容を改善しても身長に変化がない時は専門医に相談しましょう

炭水化物などの摂取量を考えて、栄養バランスの取れた食事内容に改善してもなかなかお子さんの身長が伸びてこないと感じる時は、整形外科で相談してみてはいかがでしょうか。
低身長の専門医が在籍しているクリニックを受診すると、より詳しく身長についてのお悩みを相談できるのでおすすめです。
低身長について相談に出かけるとまず問診が行われ、お子さんの身長の伸び方やどのようなお悩みがあるかを尋ねられます。

医師が成長曲線にお子さんの身長の変化を記入して変化を見るため、身長のデータを持って行くと分かりやすいでしょう。
その他に採血などの検査を行って身長が伸びにくい原因を探っていき、お子さんに対して必要性があってさらに効果も期待できると判断した場合には、成長ホルモン剤を使ったホルモン療法が提案されることもあります。

成長ホルモン療法では積極的に身長を伸ばし、背の高さにコンプレックスがあり強いストレスを感じていたお子さんのコンプレックス解消にもつながるメリットがあります。
投与の方法は、自宅で家族またはお子さん自身が行う注射のため、頻繁に通院する手間もかからず続けやすくなっています。

(まとめ)身長を伸ばすには炭水化物が必要なの?

1.子どもの身長を伸ばすには炭水化物は適度に取り、たんぱく質を積極的に取らせることです

炭水化物も体にとって欠かせない栄養素のひとつですが、身長を伸ばすためには適度に取りながらあらゆる栄養素をバランスよく取ることが必要です。特に子どもの身長を伸ばすためにはたんぱく質をしっかり取らせてあげましょう。

2.身長を伸ばすためには十分なたんぱく質が欠かせません

炭水化物は体を動かすために必要ですが、取りすぎは肥満の恐れがあるので注意しましょう。子どもの身長を伸ばすために積極的に取りたい栄養素はたんぱく質で、骨を伸ばす働きには欠かせません。

3.運動量に合わせて炭水化物を摂取しエネルギーを確保しましょう

炭水化物の取りすぎは、肥満など子どもにとって悪影響になる可能性がありますが、不足しても身長が伸びにくくなってしまいます。効率良くエネルギー補給ができる炭水化物は、運動量に合わせて十分取らせてあげることが身長の伸びにもつながります。

4.食事内容を改善しても身長に変化がない時は専門医に相談しましょう

もし食生活の改善をしてもなかなか身長が伸びてこない時には、低身長の専門医と相談してみましょう。医師のカウンセリングや検査を受けた結果、成長ホルモン剤を投与するホルモン療法が提案されることもあります。

監修医情報

西新宿整形外科クリニック院長
齋藤まい医師
さいとう まい/Mai Saito

 

経歴
2006 年 関西医科大学 医学部医学科 卒業
療法人藤井会 石切生喜総合病院 臨床研修医
2008 年 大阪市立総合医療センター 整形外科勤務
2010 年 医療法人浩仁会 南堺病院  整形外科
2011 年 医療法人宝持会 池田病院  整形外科
2016 年 西新宿整形外科

運営者情報

運営クリニック 西新宿整形外科クリニック
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院長 齋藤まい医師