子供のカルシウム不足によって起こる主な症状は成長の妨げです


成長期の子供の多くがカルシウムが不足しているとの報告があります。

カルシウムが不足すると、成長の妨げや骨などが脆くなると言われているのです。
また精神面ではイライラや集中力の低下などが生じやすくなると考えられています。

さらにはこの時期のカルシウム不足によって、骨量が増えず将来骨粗鬆症になる可能性があるでしょう。日々の食事で意識して多めに摂取するように心がけてください。

カルシウムが不足すると身体面や精神面に影響を及ぼします

カルシウムはミネラルの一つで、成長期に欠かせない栄養素です。
このカルシウムの摂取が不足してしまうと、子供の体には以下のような症状が現れます。

  • 成長スピードが遅くなる
  • 骨や歯が脆くなる
  • 足がつりやすくなる
  • イライラする
  • 集中力低下

さらにこの時期のカルシウム不足は将来骨粗鬆症のリスクを上げると言われており、カルシウムを十分に摂取することが大切です。

子供がカルシウム不足になる原因

カルシウム不足になる原因は複数あるため、1つずつ確認していきましょう。

摂取量自体が少ない

日本人のカルシウム摂取量は比較的少ないとされており、乳製品の摂取量が欧米に比べて低いことが原因だと考えられているのです。
また体内での吸収率が低いため、多く摂取しているつもりでも不足している可能性があります。

「リン」の過剰摂取

リンは、カルシウムの吸収を妨げると言われています。
リンは多くの食材に含まれているため、不足することは少ないと考えられています。

しかしリンを多く含むインスタント食品を食べ過ぎると、カルシウムとの摂取量のバランスが崩れカルシウム不足につながります。
カルシウムとリンは1:1~2程度の割合で摂取するようにしましょう。

栄養バランスの良い食生活を意識することが大切です


カルシウムは、大切な栄養素の一つでありながら、吸収率の低い栄養素です。
そのため吸収率を把握した上で、食生活に多く取り入れることが大切になります。

カルシウムの吸収率は食材によって異なり、10~50%程度と言われています。
カルシウムを多く含む食材として牛乳や乳製品、小魚、海藻、野菜などがあります。

乳製品の吸収率は50%程度です。
牛乳やヨーグルト、チーズなどは調理の必要もないため、比較的手軽に摂取することができます。

海藻、小魚の吸収率は30%程度、野菜の吸収率は20%程度と低めになっております。
カルシウムの吸収の効率を良くするためには、マグネシウムやビタミンDを同時に摂取すると良いでしょう。
マグネシウムは豆類やナッツ類など、ビタミンDは卵やキノコ類などから取り入れることができます。

また、日光を浴びることも大切です。
日光を浴びることで、ビタミンDが体内で生成されると言われています。

その結果、カルシウムの吸収率を上げる効果が期待できます。
カルシウムが多く含まれる食材などを摂り入れて、栄養バランスを考えた食生活を行うことが大切になってきます。

多くの子供がカルシウムが不足しています

現代の子供の多くは、カルシウムが不足しがちになっている、と言われています。
カルシウムは体内で作る事ができないため、ある意味不足しやすい栄養素と言えるでしょう。

さらに、野菜嫌いや魚嫌いなどの偏食によっても栄養のバランスが崩れ、カルシウム不足の状態に陥っていると考えられます。
カルシウムの摂取量の上限は、17歳以下の子供には定められていません。

ただ過剰摂取は、鉄や亜鉛の吸収を妨げる可能性があると言われています。
鉄や亜鉛も成長期の子供にとって重要な栄養素ですから、カルシウムの過剰摂取にも注意しながら、意識的なカルシウムを摂り入れるよう心がけましょう。

健康的な身体を作るためには、丈夫な骨が必要になりますから、毎日積極的にカルシウムを摂ることが大切と言えます。
毎食1品だけでも良いので、カルシウムを意識したメニューを摂り入れてみてください。

栄養バランスにも気を配った、元気な体づくりに役立つ食事を心がけましょう。

(まとめ)カルシウム不足すると起きる症状とは?

1.子供のカルシウム不足によって起こる主な症状は成長の妨げです

カルシウム不足は、子供の成長の妨げだけでなく集中力の低下にもつながる場合があります。さらに、子供の時期のカルシウム不足は、将来的に骨粗鬆症のリスクへつながると考えられています。
バランスのいい食事を心がけましょう。

2.カルシウムが不足すると身体面や精神面に影響を及ぼします

カルシウムは成長期に欠かせない栄養素です。カルシウム不足は、成長の妨げや集中力の低下など身体面や精神面に影響があります。
子供のカルシウム不足が起こる原因の一つは「リン」の過剰摂取です。

3.栄養バランスの良い食生活を意識することが大切です

カルシウムは10~50%と吸収率が低い栄養素です。吸収率を上げるためには、マグネシウムやビタミンDを同時に摂取ことがおすすめです。
栄養バランスを考えた食生活を意識するようにしましょう。

4.多くの子供がカルシウムが不足しています

子供の多くがカルシウムが不足していると言われています。カルシウムは体内で作る事ができないため、食事で摂ることが大切です。
健康的な身体を作るためにも積極的にカルシウムを取り入れた食事を心がけましょう。

監修医情報

西新宿整形外科クリニック院長
齋藤まい医師
さいとう まい/Mai Saito

 

経歴
2006 年 関西医科大学 医学部医学科 卒業
療法人藤井会 石切生喜総合病院 臨床研修医
2008 年 大阪市立総合医療センター 整形外科勤務
2010 年 医療法人浩仁会 南堺病院  整形外科
2011 年 医療法人宝持会 池田病院  整形外科
2016 年 西新宿整形外科

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運営クリニック 西新宿整形外科クリニック
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院長 齋藤まい医師