身長を伸ばすために肉などでたんぱく質を摂取することは効果的とされています


子どもの身長を伸ばすためには、骨の末端にある骨端線と呼ばれる部分をいかに増やすかが大切だとされています。
この骨端線を増やすことに、たんぱく質の摂取が効果的なのです。

そのため、肉などを意識的に摂取することはお子様の身長を伸ばすことにつながると言えます。
ただ、脂質を摂り過ぎて肥満になり過ぎてはいけないので、さまざまな食品と組み合わせてバランスの取れた食事を行うことが大切と言えるでしょう。

成長期に必要なものはたんぱく質だと言われています

身長を伸ばすためには、たんぱく質を意識した食事を摂取する事が効果的だと言われています。
しかし、なぜたんぱく質を摂取することが身長を伸ばすことに繋がるのでしょうか。
それは、成長期に身長を伸ばすメカニズムが関係しています。

身長を伸ばすメカニズム

成長期に身長が伸びるメカニズムには、骨の末端にある骨端線と呼ばれる部分が関係しています。
骨端線は、子どもの骨の末端だけにある軟骨で出来た部分で、レントゲン撮影をすると黒い線のように見えることからそう呼ばれています。
この骨端線の部分の軟骨が、石灰化によって硬くなり、層のようになって積み重なっていくことで身長が伸びるのです。

しかし、この骨端線の部分には限りがあり、全ての骨端線が石灰化してしまえば、そのタイミングで身長が止まってしまします。
つまり、いかに骨端線の量を大きくするのかが、身長を大きくするためには非常に重要なのです。
この骨端線の量を増やすために必要なのが、肉や魚、大豆などに含まれているたんぱく質なのです。

たんぱく質だけではなく栄養バランスの良い食事が大切です


たんぱく質が身長を伸ばすためには必要不可欠であるという話をご説明しました。
しかし、だからといって、肉ばかりの脂質の多い生活になってしまっては、肥満を促進してしまいます。

肥満はレプチンと呼ばれるホルモンの分泌を促進し、身体の成熟を早めてしまうため、結果的に身長を伸ばすことにつながらないと言われています。そのため、肥満にならないためにも栄養バランスの取れた健康的な食生活を心がける必要があるでしょう。

栄養バランスの取れた食生活を送る中でも、意識的に取りたい栄養素はいくつかあります。
例えば、カルシウムは成長期に摂るべき栄養素の一つです。

カルシウムには増えた骨端線を、頑丈な骨として石灰化させ、身体を作っていく役割があります。
体内に吸収されにくい栄養素とも言われているため、カルシウムは意識的に取る必要があると言えるのです。
また、他にもマグネシウムやビタミンD、亜鉛なども、意識的に摂取したい栄養として挙げられます。

脂質の取りすぎに注意しながら、栄養バランスの取れた食生活を送りつつ、これらの栄養を摂取していくことで、身長の伸びをより期待できると言えるでしょう。

食生活を改善しても変わらない場合は低身長の可能性もあります

栄養バランスの取れた食事や、身長を伸ばすために効果的な食材を選んで食生活を送ることは大切です。しかし、場合によっては、体質や低身長を引き起こす病気などにかかっていることが原因で、身長が伸びないという場合もあるのです。
たとえば、成長ホルモン分泌不全やSGA低身長、突発性低身長、ターナー症候群などが例としてあげられます。

これらの場合の症状としては、成長ホルモンの分泌に問題があるため、どれだけ身長に効果的な食生活を送っていたとしても、効果が見られないでしょう。
この場合、食生活の改善ではなく、低身長を取り扱った専門の医療機関にかかることが大切です。
身長の伸びは15歳に向かうにつれて小さくなると言いますから、もし周りの子どもたちと比べて、自分の子どもの身長が気になるという方は、なるべく早く、クリニックを受診してください。

クリニックによっては低身長改善のためのセミナーを行っている場所もありますから、興味がある方、お子様の身長にお悩みの方は足を運んでみても良いでしょう。

(まとめ)身長を伸ばすには肉を摂取すると良い?

1.身長を伸ばすために肉などでたんぱく質を摂取することは効果的とされています

身長を伸ばすためにはたんぱく質を摂取することが大切と言われています。
そのため、肉を意識的に食べることが身長を伸ばすことにつながると言えるでしょう。
ただ、その際は肉を食べつつもバランスの取れた食生活を送ることが大切です。

2.成長期に必要なものはたんぱく質だと言われています

子どもの骨の末端には骨端線と呼ばれる軟骨でできた部分があり、その部分が石灰化して層のように重なっていくことで身長が伸びます。
この骨端線の量を左右するのがたんぱく質のため、肉を意識的にたべることが、身長の伸びを促すことにつながると言えるのです。

3.たんぱく質だけではなく栄養バランスの良い食事が大切です

肥満は身長の伸びを阻害するとされているため、脂質の多すぎないバランスの取れた食生活を送ることが大切なのです。
また、カルシウムやビタミンD、マグネシウム、亜鉛などの摂取も効果的でしょう。

4.食生活を改善しても変わらない場合は低身長の可能性もあります

成長の促進を心がけた食生活を送っていても、身長の向上が見られない場合があります。
その場合は低身長症を疑った方が良いかもしれません。
低身長の治療は早期受診が大切ですから、気になる場合はなるべく早くクリニックへ足を運んでみましょう。

監修医情報

西新宿整形外科クリニック院長
齋藤まい医師
さいとう まい/Mai Saito

 

経歴
2006 年 関西医科大学 医学部医学科 卒業
療法人藤井会 石切生喜総合病院 臨床研修医
2008 年 大阪市立総合医療センター 整形外科勤務
2010 年 医療法人浩仁会 南堺病院  整形外科
2011 年 医療法人宝持会 池田病院  整形外科
2016 年 西新宿整形外科

運営者情報

運営クリニック 西新宿整形外科クリニック
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院長 齋藤まい医師