成長ホルモンの分泌を促すアルギニンは成長期にぜひ取りたい栄養素です


成長ホルモンの分泌を促進するアルギニンは、成長期の子供にはぜひ取りたい栄養素であり、摂取方法は毎日の食事でアルギニンの豊富な食材を使ったメニューにすることがおすすめです。
アルギニンを取り、さらにその働きを妨げないためにも睡眠や運動などの生活習慣を改善して、より成長ホルモンの分泌をスムーズにしましょう。

しかしそのような取り組みを行っても身長に変化がない場合、専門医のところで診察や検査を受けてはいかがでしょうか。

アルギニンが分泌促進する成長ホルモンにはあらゆる働きがあります

アルギニンを取ることが子供の成長にうれしいといわれる理由は、成長ホルモンの分泌を促進する働きが期待されている点です。
子供の身長を伸ばすには、成長ホルモンが骨に働きかけて骨端線で軟骨細胞が増えることが必要になります。

成長ホルモンの働き

成長ホルモンの分泌がアルギニンによって促進されることで子供の身長を伸ばす働きも促されやすくなります。
ほかにも成長ホルモンには、筋肉強化・脂肪の燃焼・疲労回復などがあり、成長期の子供の体づくりにはうれしい内容です。

アルギニンの理想的な取り方

アルギニンはタンパク質を構成するアミノ酸の一種のため、タンパク質の豊富な食品を1日3食とさらに間食で取ることがおすすめです。
とくにアルギニンを豊富に含む食品には、ゼラチンや湯葉・凍り豆腐・落花生・きなこ・しらす干しなどがありますが、料理に使いやすい食品を選んで使うとアルギニンを普段の食事で取りやすくなります。たとえば大豆や大豆製品、鶏肉・豚肉などの肉類を積極的に料理へ加えましょう。

アルギニンを成長に生かすことのできる生活習慣へ切り替えましょう


食事内容を改善してアルギニンを十分取ることができるようになっても、他の要素で成長ホルモンの分泌を妨げてしまっては身長の伸びも期待しづらくなるでしょう。
そのため次のような生活習慣へ改善することにも取り組むことをおすすめします。

夜更かしせず早く寝る

成長ホルモンの分泌は夜の睡眠中がもっとも盛んになるため、アルギニンの摂取で高めた分泌をさらに高めるチャンスです。

しかし世界の子供たちの中でも日本の子供たちはもっとも睡眠時間が短いといわれており、それが早めの思春期到来にもつながりやすくなっています。
そのため今よりも最低1時間は長い睡眠を取れるよう早く寝て、できれば理想的な睡眠時間を継続して確保できるような生活へと変えていきましょう。

ちなみに理想的な睡眠時間とは、小学生で9時間半~10時間、中学生でも9時間は確保することがおすすめで、寝る前にアルギニンを取るとより分泌促進が期待できるでしょう。

適度な運動を行う

運動は食欲増進や脂肪燃焼、骨へ刺激を与えて伸ばすことなどの役に立ちます。
子供の身長を伸ばすためにおすすめの内容は全身運動でジャンプをするものですが、たとえばジョギング・なわとび・ダンス・バスケットボール・バレーボールがあります。

そして運動前後にアルギニンを取ることもおすすめで、運動中の疲労軽減や運動後の疲労回復にも役立つのです。

子供の成長期に配慮した生活を送っていても身長が伸びないことがあります

成長期の子供の生活改善をすると、成長ホルモンの分泌を促進しやすくなりますが、身長が伸びないケースもあります。
そのような場合にはできるだけ早めに専門医療機関を受診し、診察や検査を受けて最適な改善方法を指導してもらいましょう。

すると子供の状態がはっきりとわからない状態での自己判断で進める生活改善より、子供に合った内容で取り組むことができるため安心感があります。

成長ホルモン治療という選択肢

受診をすると医師の判断により成長ホルモン治療が提案されることがあり、この治療で不足した成長ホルモンを補い身長が伸びるように促します。
注射によって成長ホルモン製剤を継続して投与する方法で、1年ほど続けた頃にもっとも効果が現れやすいといわれています。

そのためアルギニンを食事から摂取するのもよいですが、成長ホルモン治療を行うとより直接的な身長の改善に取り組むことができるでしょう。

(まとめ)アルギニンは子供の成長に必要?

1.成長ホルモンの分泌を促すアルギニンは成長期にぜひ取りたい栄養素です

アルギニンは成長ホルモンの分泌促進の働きがあるため、子供には必要な栄養素です。
毎日の食事で取るほか、十分な睡眠や適度な運動も心がけますが、生活習慣を改善しても身長が伸びなければ専門医を訪ねましょう。

2.アルギニンが分泌促進する成長ホルモンにはあらゆる働きがあります

アルギニンの摂取により促進される成長ホルモンの分泌で、子供の身長が伸びやすくなるほか、筋肉を強くしたり脂肪を燃やしたり、疲労回復にも役立ちます。そのためアルギニンを含む食品を食事に取り入れて、十分摂取しましょう。

3.アルギニンを成長に生かすことのできる生活習慣へ切り替えましょう

アルギニンの働きを十分生かすためにも、その他の生活習慣も成長ホルモンの分泌を妨げない内容へ改善しましょう。そのためには睡眠時間をしっかりと取り、全身を使った運動に取り組むことがおすすめです。

4.子供の成長期に配慮した生活を送っていても身長が伸びないことがあります

生活習慣の改善を行っても成長ホルモンの分泌促進がされていないと感じる時は、専門医のもとで診察を受けましょう。診察と検査の結果から成長ホルモン治療が勧められることもあり、この方法を続けると1年ほどで身長の変化が現れやすいとされています。

監修医情報

西新宿整形外科クリニック院長
沼倉 裕堅 医師
ぬまくら ひろかた/Hirokata Numakura
経歴
東北大学医学部医学科 卒
湘南藤沢徳洲会病院 内科・救急科・整形外科
いわき市医療センター 整形外科
竹田綜合病院 整形外科
山形市立病院済生館 整形外科
Mahidol Univ. Ramathibodi hospital 整形外科(タイ)
いしがみ整形外科クリニック
西新宿整形外科クリニック

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運営クリニック 西新宿整形外科クリニック
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院長 沼倉 裕堅 医師