子供が一日に必要な栄養はエネルギーだけでなくタンパク質量などにも注目しましょう


子供に一日に必要な栄養素は年齢や性別によって変化しますが、偏ることなくバランス良く栄養を取ることのできる食事にしましょう。

あまり食事を食べない子供の場合、原因は何かを考えて家族みんなで食卓を囲んだり、食べる回数を増やして1回の量を減らしたりする方法もあります。

また必要な栄養が補給できていても身長が伸びなかったり、もう少し背を高くしたいと考えていたりする時は、低身長の専門医への相談がおすすめです。

一日に必要な栄養の量は年齢や性別によって変わってきます

成長期の子供は年齢によって必要な栄養素の量が違ってくるため、その時期に必要な栄養素を把握し、不足しないメニューを心がけましょう。

なお以下の数値は生活レベルが普通で、かつ激しい運動を行っていない場合のものです。

エネルギー量
  • 小学校低学年以下
    8歳の男子では1850kcal、女子では1700kcalでそれ以下の年齢では2歳下がるごとにマイナス250kcal~300kcalすると必要なエネルギー量が算出されます。
  • 小学校中学年
    9~10歳は男子1850~2250kcal、女子1700kcal~2100kcal必要です。
  • 小学校高学年
    11~12歳では男子2250~2600kcal、女子2100~2400kcalのエネルギーを摂りましょう。
  • 中学生
    12~15歳では男子2600~2850kcal、女子2300~2400kcalが必要です。
タンパク質量
  • 小学校低学年以下
    男子35~40g、女子30~40gで8歳くらいには必要量が変わらなくなってきます。
  • 小学校中学年
    男女ともに40~50gで必要量が同じになります。
  • 小学校高学年
    男子50~60g、女子50~55gで思春期前の成長のスパートに入るため必要なタンパク質量が増えてくるでしょう。
  • 中学生
    男子60~65g、女子55gとどちらも人生の中でもっともタンパク質の必要量が多くなる時期です。

あまり食べない時は食事の方法も改善しましょう


一日に必要な栄養を子供に取らせようとしても、子供自身が出された物をすべて食べない場合もあるでしょう。

そのような場合には次のような方法に取り組み、栄養補給ができるようにしましょう。

家族で食事をする

共働きが多く家族で食卓を囲む機会が少ないことで、食事をする楽しさをあまり感じない場合があります。

そのためできるだけ誰かと一緒に食事する機会を増やしてみましょう。

その時おいしく食べることを周りの人たちが見せてあげることも一つの方法です。

また忙しさのあまりインスタント食品に頼りがちであればできるだけ手作りされた食べ物を用意するようにし、必要な栄養素をムダに消費してしまうことのないこともポイントです。

1回の食事の量を減らす

小食な子供の場合、1日3回の食事では栄養が補いきれない場合もあり、回数を分けて少しずつ食べるようにしましょう。

必要な栄養を十分取りづらい子供は、必要な栄養の吸収を妨げる添加物の多い物を避けることがおすすめです。

必要量を満たしていても身長がよく伸びない時は専門医療機関で相談しましょう

子供にとって一日に必要な栄養素を満たしているにも関わらず身長が伸びてこなかったり、もう少し背を高くしたいと思ったりする場合には専門医の診察を受けてみてはいかがでしょうか。

むやみに栄養不足と思ってプラスするよりも、子供の状態を診察と検査で把握しそれに応じたアドバイスや施術の提案をしてもらえます。

身長がコンプレックスになることもある

周りの子供たちと比較した時、親としてはとくに身長に問題があると思わなくても、子供自身が背をもう少し伸ばしたいと思っている場合があります。

すると身長に対するコンプレックスを持っていることになり、その状態が続けばストレスを抱えていることになるのです。

そのような身長のコンプレックス解消にも、身長を伸ばすことを目的とした診察や検査はおすすめで、必要性と効果が期待されれば医師から成長ホルモン治療を提案されることもあります。

成長ホルモン治療で背を伸ばす

体内でも分泌されている成長ホルモンの成分を注射で投与し続けることにより、身長を伸ばそうとする施術です。

毎日決まった回数の注射が必要ですが、短い針の注射器を使うため、指導を受けて慣れれば子供自身や家族の手で続けることができます。

(まとめ)子供の身長を伸ばすために必要な一日の栄養素は?

1.子供が一日に必要な栄養はエネルギーだけでなくタンパク質量などにも注目しましょう

一日に必要な栄養素は子供の年齢や性別で変わりますが、バランス良く食事を取りましょう。

小食の場合は回数を増やすほか、食事を楽しいと思わせる工夫もおすすめです。

それでもさらに身長を伸ばしたければ専門医の診察を受けましょう。

2.一日に必要な栄養の量は年齢や性別によって変わってきます

子供が順調に成長するためには、一日あたりどのくらいの栄養が必要かを知っておきましょう。

エネルギー量とタンパク質の量を把握して不足のないようにし、その他の栄養素もバランス良く十分取ることがポイントです。

3.あまり食べない時は食事の方法も改善しましょう

食べる量が少ないと栄養補給量も減ってしまうので、楽しく家族で食事をすることや、小食な子供の場合は食事の回数を増やして少しずつでも食べさせましょう。

インスタント食品は添加物が多く、栄養の吸収の妨げになることがあるので避けることがおすすめです。

4.必要量を満たしていても身長がよく伸びない時は専門医療機関で相談しましょう

一日あたりの栄養が足りていても身長が伸びなければ専門医と相談しましょう。

身長をもう少し伸ばしたいというコンプレックスがある場合も同様で、必要性と効果の期待により成長ホルモン治療という積極的に身長を伸ばすための施術が紹介されることもあります。

監修医情報

西新宿整形外科クリニック院長
齋藤まい医師
さいとう まい/Mai Saito

 

経歴
2006 年 関西医科大学 医学部医学科 卒業
療法人藤井会 石切生喜総合病院 臨床研修医
2008 年 大阪市立総合医療センター 整形外科勤務
2010 年 医療法人浩仁会 南堺病院  整形外科
2011 年 医療法人宝持会 池田病院  整形外科
2016 年 西新宿整形外科

運営者情報

運営クリニック 西新宿整形外科クリニック
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院長 齋藤まい医師