成長ホルモン分泌に関係のあるアミノ酸は「アルギニン」です


アミノ酸の一種「アルギニン」は、成長ホルモン分泌に大きく関わっているとされています。
人の体内でも生成することはできますが、不足しがちなため、食べ物からも栄養として摂取することが望ましいとされているのです。

そのため毎日の食事のなかでは栄養バランスに気を付けるだけでなく、アルギニンが十分取れているかチェックすることもおすすめします。
吸収にはビタミンBが必要になることから、ビタミンBを含んだ食品もしっかり取っておくことが必要です。

アルギニンは人の体に必要な準必須アミノ酸の一種です

人の体でつくることのできるアルギニンですが、その量は不足するため食事で栄養として取る必要があります。
そのため「準必須アミノ酸」の一種とされているのです。

アルギニンの働き

アルギニンは成長ホルモン分泌の促進だけでなく、免疫力の向上や体脂肪の燃焼、疲労を回復したり血流改善したりといったあらゆる働きをサポートしています。
成長ホルモンの分泌がスムーズになれば、子どもの身長を伸ばす働きも十分作用すると期待できるので、低身長改善を目指すときには積極的に取りたい栄養素です。

食品からアルギニンを取る場合には特に取りすぎを心配することはありませんが、サプリメントで取ろうとする場合は1日の摂取量を守って取るようにしましょう。
身長を伸ばすことを目指した市販のサプリメントは多数販売されていますが、まずは専門医の診察を受けることがおすすめです。

そしてそのうえで相談してサプリメントを使うとより安心して使用することができるでしょう。

アミノ酸「アルギニン」を十分取る食生活を心がけましょう


体内の生成で不足した分のアルギニンを十分補って、子どもの身長を伸ばす働きをサポートしましょう。そのためには毎日の食事のなかでアルギニンを取っていくことがおすすめです。

アルギニンを含む食品の一例を挙げておくと、鶏肉・仔牛肉・牛乳・エビ・大豆・オートミール・チョコレート・レーズン・玄米などがあります。
あらゆる食品にアルギニンは含まれているため、少しずつさまざまな食材を使って上手にメニューを組み立ててあげましょう。

特に、大豆製品は最も多くアルギニンを含んでいるため、味噌・納豆・豆腐・高野豆腐を積極的に食べさせてあげることをおすすめします。
たとえば納豆は食事のメニューに1品加えるにも簡単なので、お子さんが食べやすいタイプの納豆を常備しておくと便利です。

また、アルギニンを十分取ったとしてもその吸収にはビタミンが必要になります。
特にビタミンB6がアルギニンの吸収に関わるため、合わせて取っておくことがおすすめです。

ビタミンB6を含む食品の一例を挙げておくと、カツオやマグロなど赤身の魚・牛や鶏のレバー・バナナ・さつまいもなどがあり、食事だけでなくおやつのメニューにも配慮して用意すると、一層成長ホルモンの分泌促進が期待できます。

オルニチンサイクルのなかでアルギニンが生成されます

人体でアルギニンが生成できる理由は、オルニチンを分解する「オルニチンサイクル」のなかで生成される成分のひとつになっているからです。
オルニチンは、肝臓で行っているアンモニアを尿素に変えて解毒する働きをサポートしており、その働きのなかで分解されてアルギニンが生成されます。

従ってオルニチンを十分とることも、成長ホルモンの分泌促進に役立つと言えます。
それでは、オルニチンを含む食品とはどのようなものがあるのでしょうか。

しじみは二日酔いの改善に役立つことからも有名ですが、その他にはエノキダケ・マグロ・ヒラメ・パン・チーズなどがあります。
しかし、しじみとエノキダケはオルニチンを多く含みますがその他の食品の場合、含有量はそれほど多くないため、十分摂取しようとするときはサプリメントを適度に利用しても良いでしょう。
ちなみにしじみのオルニチン量は温度によって変化すると言われており、冷やすほど増えるとされています。

そのため、冷蔵庫に入れて少しずつ冷やしてから食べることをおすすめします。
マイナス4℃で最も増えることから、いったん冷凍してから使うという方法もあります。

(まとめ)成長ホルモンを増やすにはアミノ酸がいいの?

1.成長ホルモン分泌に関係のあるアミノ酸は「アルギニン」です

アミノ酸の一種「アルギニン」は成長ホルモンの分泌に関係のあるとされています。体内でつくることもできますが不足しがちなため、食事からも取る必要があります。また、吸収にはビタミンBも必要なのでそちらも合わせて取るとより効果的でしょう。

2.アルギニンは人の体に必要な準必須アミノ酸の一種です

アルギニンは人体でも生成されますが、不足する分は外から取り入れる必要があります。アルギニンは成長ホルモン分泌促進以外にもさまざまな働きを持っており、積極的に取りたい栄養素です。

3.アミノ酸「アルギニン」を十分取る食生活を心がけましょう

アルギニンを多く含む食品には鶏肉や仔牛肉、牛乳、大豆などがあり、中でも大豆製品はおすすめです。例えば納豆は食事に1品加えやすい食品なので常備しておいてはいかがでしょうか。
アルギニンの吸収に必要なビタミンB6もしっかり取っておきましょう。

4.オルニチンサイクルの中でアルギニンが生成されます

肝臓の解毒作用をサポートするオルニチンサイクルの中でアルギニンは生成されるため、オルニチンを十分取ることもおすすめです。しじみやエノキダケは豊富に含んでいるので、食事に積極的に取りいれてみましょう。

監修医情報

西新宿整形外科クリニック院長
齋藤まい医師
さいとう まい/Mai Saito

 

経歴
2006 年 関西医科大学 医学部医学科 卒業
療法人藤井会 石切生喜総合病院 臨床研修医
2008 年 大阪市立総合医療センター 整形外科勤務
2010 年 医療法人浩仁会 南堺病院  整形外科
2011 年 医療法人宝持会 池田病院  整形外科
2016 年 西新宿整形外科

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運営クリニック 西新宿整形外科クリニック
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院長 齋藤まい医師