成長ホルモンの分泌が正常か判断するには成長曲線に基づく基準値年齢を目安にします


お子さんの身長が低く感じたりあまり伸びていないように思ったりしても、低身長と判断することが難しいこともあります。
そのような時には成長曲線を元に基準値や年齢で判断してみましょう。

母子手帳などにも掲載されている成長曲線はその年齢に対する身長の平均値が記されているため、そこからどのくらい離れているかで低身長かどうかを判断する参考にします。
もし数値の変化を見てもよく分からない時は早めに医師に相談してみましょう。
低身長改善のための施術はできるだけ早くから行うことをおすすめします。

お子さんの身長の推移を成長曲線に表してみましょう

お子さんの身長の伸びが思わしくないと感じた時はまず成長曲線へお子さんの身長の推移を記入してみましょう。
成長曲線とは性別・年齢ごとの子供の身長や体重の平均の推移が表示されたグラフで、成長の目安にすることができるものです。
母子手帳に記載されており、インターネットでも見つけられるのでぜひ利用してみてください。

成長曲線に身長の数値を書き入れた時、平均よりも-2SD以下の数値が続いている場合には低身長の疑いがあります。
-2SDとは平均からどのくらい離れているかという目安ですが、または同性同年齢の子と比べた時に身長の伸び方が平均の8割以下で、それが2年以上続いている場合も低身長の恐れがあるのです。

より詳しく身長や身長の伸びについて確認したい時は、何歳何か月ごとと細かく平均を記された乳児健診用のSD表を利用するとさらに詳しく平均値と比較することができます。
7歳以上から17歳までも標準身長・標準偏差表がインターネットで公開されているので、使うことも可能です。

判断が難しい時は医師に相談すると分かりやすくなります


成長曲線や身長の伸びの推移を見てみても、それほど大きく下回っておらず判断に困る時は専門医に相談して判断をしてもらう方法もあります。
整形外科では低身長の専門医が在籍しているところもあるので、そういった病院を受診してみることがおすすめです。
しかし受診するとすぐに低身長についての施術を始めるというわけではなく、まずはカウンセリングや検査を行ってお子さんの身長を伸びにくくしている原因を探ることから始まるため、安心して出かけましょう。

成長曲線だけでなく生活習慣などの問診や、レントゲン・血液検査など詳しい検査も行われるので、より詳しくお子さんの身長の伸びについて相談することができます。
必要があればさらに詳しく成長ホルモン分泌の検査がされることもあるので、検査結果に基づいてお子さんに合った施術を受けることになります。

そして医師に相談することで、必要性があって効果も期待される時には成長ホルモン剤を投与するホルモン療法を選択肢に入れることができます。
不足した成長ホルモンを直接補う方法で、ひどい副作用の心配もなく実際これまでにホルモン療法を受けた子でも成果が出ているものです。

生活習慣が同性同年齢の子たちと差がないか確認しましょう

身長の伸びは生活習慣も影響しているため、周りの子よりも背が低かったりなかなか伸びなかったりする場合は、生活習慣に違いがないかチェックしてみましょう。
例えば睡眠時間が小学校低学年にも関わらず7時間程度しか寝ていなかったり、食事は炭水化物ばかりで肥満傾向にあったりすると、身長の伸びにも影響が出る可能性があります。

そして成長ホルモンが身長を伸ばす働きかけをするのは子供の頃だけであり、成人し大人になってしまうとほとんど伸びなくなることから、低身長が心配な時は早めの受診・施術をおすすめします。

睡眠時間を十分確保する

小さい子ほど長い睡眠時間が必要で、睡眠時間が不足すると寝ている間に最も分泌されるはずの成長ホルモンが足りなくなってしまい身長の伸びに影響を及ぼすのです。

食事ではタンパク質を十分取る

身長を伸ばしたい時に必要な栄養素はタンパク質で、骨を伸ばす軟骨細胞を増やしたり成長ホルモンをつくったりする時に欠かせません。
そのため食事の全てでしっかりタンパク質が取れるようなメニューを心がけて、間食にもタンパク質が含まれているようにしてあげましょう。

(まとめ)成長ホルモンの分泌を判断する基準値年齢とは?

1.成長ホルモンの分泌が正常か判断するには成長曲線に基づく基準値年齢を目安にします

成長曲線を元にお子さんの年齢ではどのくらいの身長が基準値になるかを調べ、低身長か判断しますが難しいこともあります。そのため専門医に相談してお子さんが低身長にあたるのかどうかを判断してもらうこともおすすめです。

2.お子さんの身長の推移を成長曲線に表してみましょう

お子さんの身長が周りの子よりも低いと感じる時は、成長曲線に身長の推移を記入して比較しましょう。平均より-2SD以下の場合や身長の伸びが平均の8割以下の状態が2年以上続くと、低身長の可能性があります。

3.判断が難しい時は医師に相談すると分かりやすくなります

お子さんの身長について判断が難しい時は低身長の専門医に相談してみましょう。するとクリニックでは成長曲線以外にカウンセリングや検査などを行って、低身長かどうかやその原因、改善方法を見つけ出していきます。

4.生活習慣が同性同年齢の子たちと差がないか確認しましょう

同性同年齢の子たちと差がある生活習慣をしていると、成長ホルモンが不足して身長が伸びにくいこともあります。そのため年齢に応じた睡眠時間を十分に確保させてあげ、食事ではタンパク質をしっかりと取らせてあげましょう。

監修医情報

西新宿整形外科クリニック院長
齋藤まい医師
さいとう まい/Mai Saito

 

経歴
2006 年 関西医科大学 医学部医学科 卒業
療法人藤井会 石切生喜総合病院 臨床研修医
2008 年 大阪市立総合医療センター 整形外科勤務
2010 年 医療法人浩仁会 南堺病院  整形外科
2011 年 医療法人宝持会 池田病院  整形外科
2016 年 西新宿整形外科

運営者情報

運営クリニック 西新宿整形外科クリニック
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院長 齋藤まい医師